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は!?
可愛いからつい見とれてしまった!?
この俺が!?
「………まぁ良いです ほっときます。それよりも貴方の名前は?」
「俺の名前は鈴。神山 鈴だ」
「女の子みたいな名前ですね」
「言うと思ったよ。
とりあえずなんか食べるか?」
「はい!!ご馳走になります!!!」
グゥー
妖精は顔が真っ赤になった………可愛い
「ちょっと待ってな。
もうすぐ出来るから」
「はい!!」
「「いただきます!」」
「そういえばまだ名前聞いてないな。名前なに?」
「………………」
「ん、どうした?」
さっきまでガツガツ食べていた妖精が急に静かになった。
「実は私名前が無いんです……」
「え…何で無いの」
「実は私のいた世界『ガルディエン』て言うんですけど……………………………………私…追放されたんです………だからガルディエンの名前はもう無いんです」
ビックリ驚天だな
「でもそれと名前が無いのが関係するんだ?」
「ガルディエンから追放された者はガルディエンの記憶がほとんど消されるんです」
「なんで??」
「もう…察しが悪いですね。それは、他の世界の者にガルディエンという世界があることがバレないためです」
「??ますますわからん 。もしばれたとしても誰も信じないだろう?
地球の人間はこの世界以外の世界が有るわけないって思っている。
俺もその一人だ。」
「実は、ガルディエンはこの地球と繋がってるんです」
「…………マジか。確かにそれはヤバいな。ガルディエンが地球の人間にばれたら繋がっている場所も自然にばれる。
なるほど何となく理由は分かった」
ん?
「じゃあ俺はどうなるんだ?お前俺にバラしたぞ?」
「あ!!!!!
ゴメンなさい!!!」
え、え、え???
なんでいきなり謝ってんだ???
「実は…ガルディエンの事を知った人は死ぬんです!!」
はっ?
「どうゆう事だ?」
「情報が広まらない様に殺すんです!ガルディエンが!!あぁ~なんでこんな大事な事を忘れるなんてぇ!!」
「どうすれば良いんだよ!」
俺はまだ死にたくない!!
「ただ、一つだけ生きる方法が有るんです!」
「それは何だ!」
「それは……」
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