八雲小学校の日常

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五年一組の場合 こんにちは、私の名前は夢月。 この小さな、村立八雲小学校の五年一組(と言っても学年に一クラスしか無いんだけど)の担任をしています。 今日は4月の最初の授業日。昨日から新しく我がクラスに入ってきたあの彼は上手く馴染んだかしら…… 夢「皆さん、おはようござい……」ガラガラガラ 早「あ」 鈴「せ、先生……助けてください……」 クラス1の問題児……いえ、ドS王子、東風谷早雄(ハヤオ)が、転入生の八意鈴仙君を押し倒しているじゃあありませんか!? 夢「東風谷君?貴方何をしているのかしら?」 早「え、いや、コイツがあんまりにも可愛いから俺のペッ……友達にしようと……」 この子サラッとペットとか言い掛けましたよ?何なんですか? 鈴「ガタガタガタ」 妖「大丈夫だ、落ち着け。」 咲「俺達が居るから、な?」 煉「オイラも着いててやるし。」 鈴「うん……」 あっちは上手く馴染んだわね。(庇護対象として。) と言うか君達も鼻から血が出てるんだけどそれは何かしら? 星「もう駄目ですね、このクラス……」ツー 貴男もね、寅丸君。 小「zzz……」 寝てるし、マイペースね小野塚君は…… 衣(始業時間だけど空気読んで黙っときましょう。)
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