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視界に広がる世界は
ただのレプリカなのに
貴方はそれを望む
僕が望むものは
貴方の想いなのに…
何故、気付いてはくれないの?
こんなにも苦しい
永遠の愛よりも
清浄という名の愛を真実の愛と名付けよう
天を飛ぶことが出来たなら
貴方は僕を見つめることも無く
天を愛するだろう
貴方の欲しがる物は大きすぎて
僕の想いなんて儚く消えるだけ
愛なんて真実は儚い幻
真実の想いなんて淡い幻
僕が貴方に与えたものは
届くことも無く天に溶けて消えた
僕を拒むように
愛はただの言い訳
想いはただの借りモノ
真実なんて儚い夢
真実は夜を統べる
貴方の瞳
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