その後の200年(フェームとの別れ)

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長い念話の後、シュヴィは頭を抱えた 「(くっそぉ!親馬鹿と言われてしもうた…まぁ…良いか)…さて次は『ロイ達』だな」 魔界神・ロイに連絡をしようしたら、セフィロスが入って来た 「世界神様…ガルシア人達の解放が始まりました…三家族と十数名の女性達ですが」 持っていた書類に目を通しながら、シュヴィに報告する 「ほぉ?…意外に早いな…名は判るか?」 ガルシア人の名を読み上げると、その中に『ラグーン』一家の名前が有った 違う国に帰化して新しい戸籍を作り、その国に赴き仕事に従事する ただ残念な事に、国に直接関わる仕事が出来ない為、労働力としての仕事になった それでも、ガルシア人達はそれを承知して帰化する書類に、サインをしていく 離れていた家族も、会える喜びに涙する者もいた シュヴィも話を聞いて、目を細めた セフィロスは頭を傾げ 「世界神様…嬉しそうですね……何方かご縁がおありで?」 「んー…『ラグーン一家』に縁があってな…緋影が喜びそうだ」 「そうなんですか…神王神様が喜ばれますね…続けますよ?」 他の家族の名を言い、次に女性達の名を言う前に、セフィロスは少し言い淀んだ
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