その後の200年(フェームとの別れ)

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で…1時間後…ヒースの領地の森に来て、ワイワイガヤガヤと飲み会が始まる 魔王達は久方ぶりに会うシュヴィに感激し、ソウルアは初めて会う天使=アレキスに酒を勧め、シュヴィは泣き上戸のガルザに閉口し、アレキスは勧められた酒をそのまま呑んで沈没した ロイは 「シュヴィエール様………お代わりは如何ですか?……酒肴(しゅこう)に、人間界のミケス鳥を狩ってきました」 甲斐甲斐しく、お世話をしている 「ロイ…お前は神になっておるのだから、我に構わなくて良いのだぞ?」 「いえいえ…貴方様は我等の父です…創造主です…貴方様がこの世界に居られるから、我等は安寧に過ごせるのです」 「…大袈裟だな……では、お前達が居る限り我は神界に『生きて』いよう」 シュヴィが言うとロイ達は又、感激してガルザは益々泣き上戸になっていく 横からソウルアが絡んで来た 「……おいおい…『ロイ達の為に』生きて『俺の為に』は生きてくれんのか?」 「……だな……仕方無い……はぁ……」 「そこで、何故溜め息を吐く…傷つくぞ………で?……何故、俺に連絡を取った?……話があるから俺の誘いに乗ったんだろ?」 空になったシュヴィのコップに、酒を注ぎながら言った
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