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「………そう言う事になる………魔界の方はどうだ?…なんぞ噂が無かったか?……」
シュヴィが聞くと、ロイ達は顔を横に振ると、彼は落胆せず
「そうか……さて、この話は終いだ…そろそろ、アレキスが目覚める……が…又『沈める』か?」
シュヴィの提案で魔王3人は笑い、神2人は止めた
6人は顔を見合わせ又、笑い合う
ソウルアはアレキスを酒で沈める事で、シュヴィの相談事を聞き出し、ロイ達は純粋にシュヴィとの再会を喜んでいた
まさか、天使の魂云々が出てくるとは思ってなかった様だが
シュヴィは、ソウルアとロイ達から魂の行方を聞き出そうとしていた
ともあれ、お互いの目的は達せられた
又の再会を約して皆は別れ、シュヴィはアレキスを担いで、神界に戻った
執務室に現れたシュヴィは、担いでいたアレキスをソファーに寝かせ、自身は机に向かい焔宛の報告書を作成する
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┃ ┃
┃過日、第2世界に於いて、天使が死亡 ┃
┃ ┃
┃身体は魔物に喰われ、意識及び魂なる物は┃
┃消滅したと思われる ┃
┃ ┃
┃この世界に於いて、 ┃
┃天使が神界で死亡した場合、 ┃
┃消滅せず次なる器に継承される ┃
┃然し、人間界で死亡した場合 ┃
┃継承されず消滅する事が判明した ┃
┃ ┃
┃尚、冥界神=ソウルアと魔界神=ロイに、 ┃
┃天使の魂の行方を聞くが、 ┃
┃存在したとの情報は ┃
┃皆無である事を捕捉する ┃
┃ ┃
┃ 第2世界神 ┃
┃ シュヴィエール ┃
┃ ┃
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