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1年経ったある日、精霊神経由でヒースとサリアの間に子供が産まれたと報告があった
シュヴィは緋影とフェームを連れて、ヒースの屋敷に降り立つ
屋敷の2階のテラス窓が開いて、赤ん坊の泣き声がした
3人は転移で赤ん坊の傍に現れ
「…ヒースったら早速かい……髪と鼻はヒースだね」
赤ん坊の頬を突つき微笑みながら言うと、シュヴィは赤ん坊の手を持ち
「口と手はサリアだ……ヒースになんぞ言ったのか?」
フェームは顎に手を当て
「ヒースが主に、又会えるかと尋ねておった……性格はナキアだったりして」
シュヴィと緋影が、フェームの顔を見て笑った
3人が代わる代わる赤ん坊に、祝福のキスをする
扉の開く音がして3人がそちらを見たら、メイドの1人が驚いた顔をして持っていたシーツを落とした
「緋影さん?と世界神様とフェーム殿」
「…アレイラ?…貴方、何故ここに?」
お互いに驚いた顔をして、名前に疑問符を付けて近寄る
シュヴィは笑い、その後にガルシア人の一部が解放されたと言うと、緋影は喜び
「良かったぁ!……ご主人と子供達は?」
見たのがアレイラ1人だったので、彼女は心配して家族の行方を聞いた
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