その後の200年(フェームとの別れ)

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1年経ったある日、精霊神経由でヒースとサリアの間に子供が産まれたと報告があった シュヴィは緋影とフェームを連れて、ヒースの屋敷に降り立つ 屋敷の2階のテラス窓が開いて、赤ん坊の泣き声がした 3人は転移で赤ん坊の傍に現れ 「…ヒースったら早速かい……髪と鼻はヒースだね」 赤ん坊の頬を突つき微笑みながら言うと、シュヴィは赤ん坊の手を持ち 「口と手はサリアだ……ヒースになんぞ言ったのか?」 フェームは顎に手を当て 「ヒースが主に、又会えるかと尋ねておった……性格はナキアだったりして」 シュヴィと緋影が、フェームの顔を見て笑った 3人が代わる代わる赤ん坊に、祝福のキスをする 扉の開く音がして3人がそちらを見たら、メイドの1人が驚いた顔をして持っていたシーツを落とした 「緋影さん?と世界神様とフェーム殿」 「…アレイラ?…貴方、何故ここに?」 お互いに驚いた顔をして、名前に疑問符を付けて近寄る シュヴィは笑い、その後にガルシア人の一部が解放されたと言うと、緋影は喜び 「良かったぁ!……ご主人と子供達は?」 見たのがアレイラ1人だったので、彼女は心配して家族の行方を聞いた
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