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ロイとパティー達が忙しなく動いているどう時刻、この異常事態に目を向けた人物がいた。
隅々まで掃除が行き届き、絨毯はまるで踏まれたことがありませんと言わんばかりに毛並みが揃っている。
部屋におかれている全ての物が新品同様で生活感など全く感じられなかった。
そんな部屋にその人物はいた。
一見しただけでは年が図りきれない面立ちであるが、よくよく見れば長年生きてきたであろう風格がある皺がうっすらと顔の上に浮かび上がっている。
黒髪に白髪が混ざりそれがなんとも言えない貫禄を作り出していた。
すると重そうな木の扉をノックする音が部屋に響く。
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