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「こらこら雛。お客人に無礼だぞ」
「はい、兄様」
雛は鎌を閉まって後ずさりした。
「え!兄様ってことは!」
「そうわしの妹、雛(ひな)と申します」
「それはそれは心強い」
「玄戒殿、この者に全て申し付けください」
「ありがとうございます」
玄戒は頭を下げて雛の顔を見ていた。
「まぁ兄の口から言うても変だが美人であろう?」
「はっ!さように…。」
玄戒は改めて雛を見て頬を紅く染めた。
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