悪魔

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店の雰囲気がとてもよく、落ち着く音楽が流れている。 ドレスコートをしている人や会社帰りに寄ってる人など服装は自由のようだ。 伏見はバーテンダーを前にし、高級そうな椅子に座ってカクテルを飲んでいる。 「ギャンブルの悪魔って知っていますか?」 バーテンダーはその言葉に一瞬手が止まり、顔を少ししかめた。 だが直ぐに営業スマイルに戻り答える。
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