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「優ちゃん。優ちゃーん!今ちょっといい?話しがあるの。降りて来てー!」
一階からお母さんの声がする。私は今のお父さんとお母さんに引き取ってもらった。
心配性ですぐ泣いてしまう泣き虫のお母さん。
真面目でしっかり者のお父さん。
2人とも大好きな私の家族だ。
「優ちゃん。優ちゃーん!」
下からお母さんの声がした。
「はーい」
「今ちょっと降りて来られる?」
再び声がした。
「分かった。今行くー。」
私はお母さんに返事をして、自分の部屋を出た。
この時私は、自分の人生を変えてしまう言葉が両親から出てくるなんておもってもいなかった。
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