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「ん!?お前誰だ!?綺麗だな!?親友なんだから名前教えろよ!!」
小説ではこんな感じのセリフを言う毛玉
実際は何を言っているのかわからない
口や顔は動いている
身振り手振りもしている
周りが睨み付けてきた
唇が動いている
みんな声を出さずに口をあんなに激しく動かすなんて…
だが残念ながら私は読唇術はできないのだ…読心術なら可能なのだが
それは嫌であろ?
殴りかかってくる一匹狼的な何か
勿論避ける
遅いから仕方あるまい?
そしてそこで思い出す…
ゆっくりと耳に手を持っていく…
そして耳栓を外した←
忘れていたわけではない。
気付かなかっただけである…あまりにも自然だったのでな
みんな間抜け面をしていた
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