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「やっと話を聴く気になってくれたわね。」
天の声…もとい妖精らしき生き物は天井から、ベッドに座っている僕と同じ目線になるまで降下してきた。
「聴くも何も、何が何だかよく分からないんだ。見たこともない生き物にすがり付きたくなる位に困ってるんだ。教えてくれ。何があったんだ?」
自分でもビックリするくらいに言葉が溢れてくる。
すると妖精は浮くのを止めてベッドに着地した。
「とりあえず結論から言うんだけど…」
僕は息を飲んだ。
息を飲む音が部屋に響く。
「君は死んだのよ」
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