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「何のつもりなのでしょうか?」
突然起きた現象に呆気を取られてしまうもの冷静に話しを行い。
「客人をもてなすが流儀でねー。
どんな人出あろうともてなして来ましたよ、だから勇者などというくだらない肩書きを持った客人にだってもてなしますよ?」
「いっておくが、私は食べぬからな?
魔物達が作ったこんなおぞましいもの誰が、食べるものか」
涎を我慢し、言い放つと先程の魔物達が目に涙を溜めながら少しずつ頬を伝い雫となっていく。
「ならば、私もそなたが喰わねば戦わぬぞ?」
「ぐっ!!」
「それに、昔から良く言うだろ?
腹が減っては戦は出来ぬとな?」
「それとも、あれか?ダイエットか?
安心しろ、我々も健康を第一に考え低カロリー食品だ!!」
自慢気に料理の事を語り始め
「………毒とかは、入ってないだろうな?」
依然として警戒心をとかず、相手を睨み付けるが、その数秒後城中にアイリの腹の音がこだましたのであった。
「…………いっ/////」
「そろそろ、魔王アギトの居る場所何だけどなー?
アイリちゃん、どこかな?」
地図を片手に、背中に杖を持ち明るい黄色いロングヘアーで何故か黒の水着を着用した人が立っていた。
「イッ、イヤーーーー/////!!」
「あっ、アイリちゃんの声だ
じゃあ、もう近くだね?」
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