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「ウケーケッケッケッ、アギトー
また、客人かい?」
「自分で殺す、人間(ゴミ)をなんでもてなすんかねー?
そんな、人間(ゴミ)さっさと殺せばいいのにさー」
奥から、鳥のようだが獣が混ざった生き物の仮面を付けており血が付着した生き物の髑髏を頭に乗せた魔物が現れる
「敵が増えた!!」
「食事は、お終いにしてさっさとこのキモイ魔物ぶったおそっか?」
先程まで口一杯に頬張っていた料理をあっという間に片付け
「変だな、邪悪な気だけど、今までの殺気や戦闘本能が感じられない」
冷静に相手の分析をし双剣を構える。
「キモイ魔物とは、しつれいだな
僕は、高貴な魔物博士だよ」
「君達みたいな、人間(ゴミ)に対して名乗るってのは屈辱的だなー」
「アギトー、人間(ゴミ)との仲好しこよしごっこも良いんだけどさー
ちゃんと殺せよ?
僕の実験材料増やすためにもさーウケーケッケッケッ」
城中に響く高笑いをし奥へと戻っていく
「はぁ?
きもっ、だったら、一生机にへばりついてろよ
あんたの実験材料なんかになるもんか、アギトと共にぶっ倒してやる!!」
「マダイス様には、指一本触れさせはせぬ」
一瞬にして、殺伐とした空気に戻り明らかに魔王の邪気は上がっていた。
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