5891人が本棚に入れています
本棚に追加
/245ページ
「なんだ、だったらいいけどあんましこういうのに関わるなよ?俺がいうのもあれだけ「やりやがったなくぞがぁぁあがが!?」回復早いねー、とりあえずもっかい寝ておけ。」
オクトパスホールドからスイーパーホールドに繋げてジャーマンスープレックスでトドメ。
「あー、黄咲。
こいつ起きたら「次は腕関節六つに増やすぞ雑魚」って伝えといて?」
「え、あ、はい。」
お礼参りとか来たら迷惑だなー……後片付けが。
そんなこんなありつつも帰宅。
「ただいまー。」
「あ、お帰りなさい道矢お兄さん。」
どうやら御夜の方が先に帰ってきていたようでアインシュタインとコロンブスに餌をやりつつ二匹の頭を撫でていた。
「さて、晩飯作るか。」
「あ、手伝うね。」
今日はグラタンにしよう。
「「ごちそうさまでした。」」
そんなこんなでグラタンも食べ終わり現在御夜と皿洗い。
「最近学校はどうだ?」
「うん、皆優しくしてくれるよ?
男子がちょっと鼻息荒いけど。」
うーん、御夜可愛いし男子がそうなるのも無理はないが……」
「か、かわっ!かわばはぁばばば……!?」
「あれ!?口に出してた!?」
ていうか御夜の持ってるスポンジが泡立てられすぎてシンクの中が泡で埋まったんだが。
「かっ、可愛いだにゃんてそんにゃこととっとととと!かっかか買いかぶりすぎですよ道矢お兄ちゃん!!」
「お兄ちゃん?」
「はぅあ!あ、あぅう……お風呂行ってきぅわぁぁぁぁぁぁ!!?」
そう叫ぶなり顔を真っ赤にした御夜は部屋にシャボン玉を大量発生させながら風呂場へと走り去って行ってしまった。
「……思春期って分からない。」
『とりあえずいろんな声を代弁して俺が言うが兄ちゃんは一回爆発すべきだぜ。
もしくは殴られる壁の気持ちを考えておけ。』
「はぁ?」
最初のコメントを投稿しよう!