【勇者卒業(ファンタジー)】

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【設定】 『戦線離脱法』  魔王を倒した勇者やパーティの仲間一同を村人や商人にジョブチェンジさせる法令。  過去に勇者の職業を独占し続けたパーティがいたために設定された。  違反者は村人という皮を被った歴戦の戦士達にフルボッコにされる。 『魔王降格処分制度』  魔族に課せられたもの。  魔王が勇者に倒された場合、雑兵に強制降格させる制度。  ちなみに勇者を二度倒した場合も強制降格を強いられる。  規約に背いた魔王は雑魚モンスターの名を借りた元魔王達から粛清を喰らう。 『人魔友好戦争条約』  両者が気にかけている少子化問題を解決するために不殺を互いに約束する条約。  ちなみに最初に人の字が書かれている理由は、人間が優れているというわけではない。  魔族の方が『魔の字を最初に書いたら魔人になっちゃうからウチの連中に誤解されそう。なんかやだわー』と言ったからなのである! 『神器返上法』  伝説の武器や防具などを定位置(神殿など)に戻すことを約束したもの。  これのおかげで、歴代勇者が武器を独占するといった由々しき事態が解消された。 『大戦条約』  人魔大戦を年に二度行う。  それには歴戦の戦士及び元魔王軍勢も参加しなくてはならない旨を明記されている。  ぶっちゃけ、任務を全うして農作ばかりやっている勇者や降格してショボンな魔王にとっては嬉しいフェスティバル。  元勇者は現勇者が魔王城に乗りこんでいる間に、魔族のねーちゃんと合コンしたりして楽しんでいる。  元魔王も同様で人間と楽しく酒を飲んだりゲームをしたりする。    
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