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ヒロイン視点で物語が始まる。
シスターをしている女子高生は不良に脅され、数十万円を渡さなければ犯されることになった。
その一部始終を見ていた偽装者は彼女に言う。
「今日、こいつらは死ぬ。犯人は僕だが、主犯格が犯人に仕立て上げられる」
次の日、廃校舎が大炎上。
不良グループのうちリーダー以外の四人が死亡。
校舎に閉じ込めたクラスメイトを焼き殺すという残虐極まりない事件となった。
ヒロインは偽装者にどうやって殺したかを問う。
主人公はいう。
「推理小説の犯人が自分の行いを堂々と認めるか? 知りたければ自分で探究することだ。もっとも、僕がやったのは殺人じゃなくゴミ掃除。普遍的なことさ、誰でもやってる」
―――
余談であるが東町は推理小説が苦手。
書くのが特に苦手である。
たとえば、この話だと不良のたまり場の隣にある隙間からナンヤラ……あかん!
わからん!
となるので、小説にするのが難しい。
なにより、これの難しいのは推理ショーを二回せねばならない。
それも、どちらも真になりうる推理ショーを、だ。
むずすぎぃ!
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