憧れの日常

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「……っ!? (なんだこいつ、かわいい……!? ) しょ、しょうがねーな、……教えてやってもいーけどよ」 「ほんと!? やったー!」 俺は嬉しさのあまり抱きついた。 だって、引きこもり生活断念させられて、諦めてたゲームができるんだ! 食堂のご飯は美味しいし、友人もできたし、俺、ここにこれてよかったかもしれない…… 「ばっ……、離れろっ」 「あ、ああ。ごめん」 男に抱きつかれたら気持ちわるいよな。 俺は素直にはなれた。
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