憧れの日常

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着替えを持って来なかったので、腰にタオルを巻き脱衣所を出ると、リビングに人のいる気配がした。 「タオルさんきゅーなー」 俺を待っててくれたのだろうか? ちょっと長めの髪から雫が垂れるのが嫌で、タオルでガシガシと乱雑に拭きながらリビングに入る。 「あぁ…、…………っ!?」 「?」 振り向いた雨竜は、何故かそのままの姿勢で固まった。
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