日常の朝?

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「……大丈夫なら、着替えてこい。」 顔を背けてなんとかそれだけ言うと、 雨龍の赤い顔を不思議そうに見ていた雫はハッと我に返って慌てだした。 「あっ俺、なんでこんな恰好で……着替えてくる!」 そう言って、すぐにベッドから降りてドアへ向かう。 ちなみにシャツ一枚で素足をもろ出しにした無頓着な後ろ姿。 その色気にしばらくの間、雨龍は身悶えるのであった。
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