MISSION1

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「すみません。この事件についてお聞きしたいのですが・・・」 しかし、女性はまだ震えている。 「あ、あなた達はいったい、何者なんですか・・・?」 「ああ、申し遅れました。」 焔はおもむろに胸ポケットから手帳を出す。 「私、『閻浮署』の刑事課の『焔(ホムラ)・クリムゾン』です。」 それは警察手帳だった。続いて阿狼も名乗る。 「同じく、『閻浮署』の刑事課、『月影 阿狼(ツキカゲ・アロウ)』です。」 「えっ?警察なの・・・?」 女性はただ呆然としていた。
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