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阿狼は署の裏に出る。そこには『月影』というシールが貼られた犬小屋があった。
よもやここが阿狼の家なのだろうか。しかし、それは違った。阿狼は犬小屋の中に警察手帳を入れる。すると犬小屋が横にずれ、その下からとってのついたマンホールが現れた。
阿狼はマンホールを開けて下へ降りる。やがて部屋に着いた。ここが阿狼の家なのである。
「ふぅー、疲れた。明日も夜勤、いや毎日夜勤だから昼寝しておかないと。」
阿狼は床で横になる。阿狼の部屋は生活感あふれる若者の部屋といった具合である。
阿狼は明日の夜に備えて眠りについた。
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