プロローグ

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「〝光剣・アマスティア〟……………だよな」 もはや3本目となるそれを確認し、ため息と共にアイテムコマンドを閉じる。 別に期待していた訳じゃない。 ここに来た回数もとうに両手の指の数は越えているのだ、新しい発見があるとは思ってはいない。 そんな自分でさえ騙せない失望を感じるのは、単純に寂しさを感じるからだ。 Reiはもう一度ため息をつくと、すっかり通い慣れてしまった道へと踵を返したのだった………
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