終章「真実」

4/8
92人が本棚に入れています
本棚に追加
/259ページ
 そして手紙を送った。私を含む、ササガワリョウコの殺人にかかわった全ての人物の名前を書いた手紙を。  それを見た二江くんは復讐を計画した。  案の定、私はそれに巻き込まれた。当然、死ぬ可能性はあった。  でも二江くんになら殺されてもいいし、殺されない自信もあった。  二江くんは事実を知りたがっている。それを知るまでは誰も殺さない。推測でしかないけれど確信はあった。
/259ページ

最初のコメントを投稿しよう!