学徒歩けば小娘拾う

大学生、自分語りを始める。

まったく話がもとの筋にもどっていないことにたった今気が付いた。しかしそれは大して重要なことではない。何故ならば、僕のこの自分語りが始まってからというもの、そもそも重要なことなど何ひとつ語っていないからである。

僕が人の名前を覚えるのが苦手であることも、僕がナルシストであることも、僕が他人に興味がないことも、特にこれといった意味はない。今後の展開を左右する伏線だとでもお考えで？それは大きな間違いだ。

さて、自分語りをするにも、そろそろ話の種が尽きてきたところだ。この辺で生産性のない話はやめにしよう。まだ時間の余裕と、活字を目で追う体力があるのならば、引き続きお付き合い願いたい。

ここからの物語には生産性があらんことを祈るばかりだ。