プロローグ

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クラス最後の集合写真を撮り、2年クラスに移動した俺と耕一は、担任が来るまで話した。 新クラスであるのに、騒がしかった。 そんな中で俺と耕一は面白い話を耳にしたのであった。 『ねーねー知ってる?』 『なになに?』 『夜寝る前に白い紙に赤い字でパラレルワールドに行きたいって書くと、パラレルワールドに行けるらしいよ~』 『え~ありえないありえない』 『でも試してしまうと元の世界に戻れないって話だよ』 『へぇ~、てかパラレルワールドって何?』 『さぁ?わからないけど、噂によると自分の立場が変わったり世界の構造が変わるらしいよ~』 『絶対嘘でしょ!』 『かもね~』 隣の女子が話しているのをおもいっきり耳にしてしまった。 『ありえないありえない…』 そう思いながらも、不思議と興味がわいてしまったのであった。
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