記憶と二人の能力者

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side<シン> (…?…何だ?様子が…) さっきまで笑顔だったクレア 突然、表情が変わった 涙を流し 恐怖に怯えているような 顔をしている 「クレア…お姉…ちゃん?」 キバがクレアにそっと手を伸ばした バシッ!! 「いっ…!」 だがその手は クレアによって弾かれた 俺は立ち上がり キバの後ろに立つ するとクレアは 先ほどより怯えた顔をして こちらを向きながら ベッドの隅の方へいく 「…ンクッ…ヒック…」 態度が一変したクレアに 驚いたのか、 キバが泣き出してしまった 「……。」 俺はキバを抱き上げて 部屋を出た
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