クロッカス海賊団

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side<アウル> まさか女の子の着替えを 頼まれるなんて 夢にも思いませんでした 廊下を歩いていたら 腰にタオルを巻いたキバが 僕を呼びにきて お風呂場行ったら 船長とクレアがいて 着替えさせてやってくれ って船長に言われて… 「でもまぁ、仕方がないですね。船長も『我慢』してたんでしょうし」 ベッドに眠る クレアの頭を撫でながら 呟いた 我慢の意味は… まぁ、後でわかりますよ 「………ん…」 「クレア…」 まだ意識が しっかりしていない 僕はクレアの手を握った 「クレア」 耳元で名前を呼ぶと 彼女はこちらに顔を向けた 「お風呂で逆上せたらしいですね」
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