中2の頃

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私と健太は3歳からずっと仲良しでずっと一緒にいた。 中2の夏休みに友達と原宿に行きスカウトされた事で私の人生が半分変わってしまった。 私の母親は大物女優であったこともあり 「あんたすごいじゃない!やっぱり私の娘だわ。桜は絶対トップモデルになれると信じてる!」 という風に即okされてしまい高校生雑誌NO.1の専属モデルにされてしまった。 「ねー。やっぱやるよーー桜!!!!うちも桜の友達で~す!てきなかんじで雑誌にのれないかな~って!桜聞いてる?」 こちらは私の小学校からの友人真子である。 「はっ・・・?何?」 昔から天然でポケーッとしている私にとって姉のような存在だ。 「だーかーらー!私も雑誌にのりたいっていってるのぉーーー!!」 「あぁ。そういう事ね・・・。編集長に相談してみるよ!」 「もぅ!桜ってばバカ?そんなの無理に決まってるっしょ!じょーだん!冗談だよ?もう桜ってば大丈夫かぁ?」 「うん?うん。あっ!そう!私、今から早退するからよろしく~!」 「よろしく~ってなによ!!どうすればいいわけ?」 「健太に伝えといてって事~」 「あんたのよろしく=健太に伝えといてって意味なの?訳わからない・・・」 「まぁどーでもいいけどよろしくね」
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