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「………………んん」
さっきよりは軽くなった瞼を開けると目の前には『大野先生』の顔。
「…………わっ!」
「あっ、お、起きたか…!」
大野先生もビックリしたのか、驚いていた
「どうだ?調子は」
「え?あ………えっと、昨日よりは良くなりました。」
「そうか、よかったな」
「はい。…………あの、なんで私はここにいるんですか?」
「え?あぁ、覚えてないか。えっと、病院の職員出入口で倒れたんだよ。で、診察受けてここにいるってわけ。」
「倒れたんですか!?………そういえば、タクシー降りてちょっと歩いたとこから記憶がないです。…でも、誰かに運んでもらったような??」
「気のせいじゃない?」
そうなのかな~?
なんか納得いかないなぁ………
ていうか、大野先生関わりにくそうって思ってたけど、意外と気さくっていうか馴れ馴れしいっていうか………
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