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苦手なタイプだと思ってた大野先生と普通に話せている自分にビックリした
――熱のおかげもあると思うんだけど…
そう考えていると、ふと疑問が頭に浮かんだ。
「あの…大野先生はなんでここに……?」
そう聞くと、大野先生の周りだけ時間が止まってしまったかのように、動かなくなってしまった。
――迷惑だったかな。こんなこと聞いて…
「あ、あの!別に深い意味はないので……ただ、親切にしてくださったからいつかお礼しなきゃなって思って………」
私が慌ててそう言うと、『プッ』と吹き出して、笑い始めた。
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