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彼を見ながら出入口まで歩いていくと、その男性はうつむいていた顔をあげた
――ドクンッ
私は心臓が止まりそうなほど、全身に衝撃がはしった。
心臓が痛い。
ビックリして息をするのも忘れるほどに
――えっ、なんで?
どうしてここにいるの??
その男性は私が会いたくてたまらなかった『隼人』だった。
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