44人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
「黙れ。おらー出席取…る」
「あ、」
「…チッ」
クソ燈がッ!早くしろって言ったのに。
「相沢燈。田中律。オレが入って来ても席に着いてないっつーのはどういう用件だ、あぁ?
朝のこのクソ眠ぃ時にオレに時間を取らせるなと散々言ってあるはずだが」
どんだけ自己中なんだよ。これが教師とか本当世も末だよな。
「いや!まぁまぁまぁ、雪ちゃん落ち着いてさ。話し合えばわかるって」
「…」
てか俺普通に席に着いてんだけど。なんで俺まで呼ばれた訳?
「騒がしい、雪ちゃんって呼ぶな。田中律、なんだその顔は?文句でもあんのか」
なんで席に着いてる俺に因縁つけてくるんだよ。うぜー。つかこっちくんなマジ教卓に帰れ。
「チッ」
「あぁ?舌打ちとか教師に向かってやっていいことじゃねぇんだよ。それともなんだ、嫌がるふりして気ぃ引いてんのか。ん?」
ん?じゃねーよ。気色悪いこと言ってんな。俺じゃなくてその辺の顔赤くしてる奴らに言ってやれば喜んで失神でもすんじゃねーの?
そんでそこのクソ腐男子はいっぺん潰す。
最初のコメントを投稿しよう!