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老人が落ち着いた声をだした。
「何をするか」
リーは返事をせずに攻撃する構えをとる。老人はリーをじっと見ていた。
アネはリーに駆け寄り言った。
「もう、止めなさいよリー」
そして老人に向かって軽く頭を下げた。
「お久しぶりです、お父様」
「えっ」
マルが驚きの声をだした。
「おぉっ、久しぶりだな。元気だったか」
オヤジは先ほどの声より高いトーンでアネに満面の笑みを向けた。
「相変わらず大きいオッパイだな。わしに揉ませてくれんかな」
オヤジは両手のひらをアネに向けた。
「クッ、このエロじじぃが!」
リーが殺気を全面に出して、オヤジの頭を叩こうとした。先ほどと同様、背中を丸めあっさりかわされる。リーは手の甲を顔面めがけ振った。オヤジは丸めた背中をピンと伸ばし、またも難なくかわした。
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