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「あぁ。実はな、お前に伝えなきゃいけない事があってだな…」
「あとカグラチャーンにお願いもあるのー☆」
『お願い？』
…あれっ？何でかな？
なんか途轍もなく嫌な予感が…
「まず1つ目は仕事に関してだ。」
『ん。』
俺の頭を撫でるのをやめた父さんが、腕を組む。
「今年、フランスの方で雛ノ葉家の方からレストランを出す事にした。」
『えっ、レストラン!?』
マジッ!?!?
『じゃあもしかしてっ!!!! 俺もフランスで料理出来んのっ!?!?』
小さい頃、料理留学みたいなのをしていた俺は、和食だけでなくフランス料理や中華、その他まで作れる。
まぁ和食が1番好きだけど。
でも、現地で現地の料理を作れるなんて…くっ!!!! 夢のようだっ!!!!
例えでいうなら、
本物のBLカップルにBL本音読して貰うようなものだっ!!!!
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