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もうすぐ夕陽が沈む。
校門閉まるやん。
しゃーないなー。
おぶって帰ったろ。
「失礼しまぁーす。」
夜道で紗良をおぶる龍。
「てか、いつまで寝とんねん…。」
龍はそっと微笑む。
「んー…。
ん?? りゅ、龍先輩!!?
うわ、ごめんなさい!」
焦る私。
「あ、やっと起きたかぁ。
ホンマ大変やってんからー。
紗良が寝てる間に閉門しそうになって、
んで…起こすん可哀想やったからおぶって帰ろう…て感じ。」
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