夢の途中

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マリアはジョンの首に掛かっている認識プレートに視線を合わせた。 「X50よ。今からあたしの質問だけに答えてもらう。解ったか?」 「X50って?」 「首に掛かっている認識番号を見てみろ」 ジョンは首に掛かっている認識プレートを見た。 認識プレートにはX50って刻印されていた。 『本当にリアルな夢だな』 ジョンは心の中で苦笑いしながら呟いた。
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