夢の途中

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「解った。当日はお前達は木剣そして相手は真剣だぞ。 万が一にも勝てる見込みはない。 奴隷って言ってもな。相手は毎日10時間以上も剣の修業をしているんだ」 マリアはジョンに無駄な努力はするなと言う、暗に含んだ言葉を発した。 『アハハ……』 「な、何が可笑しい?」 マリアは狼狽(うろた)えたように呟いた。
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