序章

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ジョンは丹田呼吸をしながら瞑想していた。 ところが1時間経過した頃から全身が高熱を帯び激痛が全身を襲った。 (いかん。急激に気を取り込んだ為に体内で気が暴走している) ジョンは直径1メートルの見えない球体を眼前で回転するように両手で大きく回す。 最初はユックリだったが見えない気功ボールは加速がつくように次第に速度を増していった。 加速がつくと眼前にブルーの球体が現出した。 ジョンは球体を前方に押し出すように両手を突きだした。 球体が壁に激突した刹那、部屋が大きく揺れる。 ジョンはうつ伏せに倒れた。
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