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「文句を言える立場かい。
余りに酷すぎる。でも奴隷だと思えば納得だがな」
マリアが薄ら笑いを浮かべながら、そう言った。
「そうだよな。余りに、この若者は軟弱すぎる」
ジョンが呆れるような声を出した。
「お前が言うな」
マリアが呆れたような表情を隠しもせず呟いた。
「姫さま。3時間内面の強化をしますので、それから剣技を教えて下さい」
ジョンが壁の時計を見ながら言った。
「ちょっと待て」
「何でしょう?」
ジョンは首を傾げながら云った。
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