夢の途中

27/29

93人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
「文句を言える立場かい。 余りに酷すぎる。でも奴隷だと思えば納得だがな」 マリアが薄ら笑いを浮かべながら、そう言った。 「そうだよな。余りに、この若者は軟弱すぎる」 ジョンが呆れるような声を出した。 「お前が言うな」 マリアが呆れたような表情を隠しもせず呟いた。 「姫さま。3時間内面の強化をしますので、それから剣技を教えて下さい」 ジョンが壁の時計を見ながら言った。 「ちょっと待て」 「何でしょう?」 ジョンは首を傾げながら云った。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

93人が本棚に入れています
本棚に追加