嫌い。

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「あざっしたぁぁぁあ!!!」 部活も終わって早く着替える。 急げ、急げ。待たせちゃ悪いし。 急いで着替えて更衣室を出る。 男子がちょうど練習していた。 私達はバスケ部。 なんかちゃんと男子の練習見たことないから、この際だし日向くん見てみよーかなぁ。 「おっらぁぁああ!!」 「甘ーーーいッ!!まだまだぁ!!!」 あ、カットされた。 悔しそうだけどすごい楽しそう。 きらきらしててカッコ良い。 そのまま見てると、あっという間に終わった。 「先輩!待たせてごめんなさい」 「んー、全然大丈夫。見てて楽しかったし」 「そうですか?よかったぁ!!」 にぱっと笑う。可愛い。 そのまま移動して、今は昇降口。 「それで、先輩どうしたんです?」 「…えっとね。告白の事なんだけど。 今はちょっと付き合うとか考えられないんだ。」 「やっぱりそうですよね、大体分かってました。 …だから、先輩がオレをすきになるようにさせますから。 他の事とか気になんないくらい、オレしか考えないようにさせますから」
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