神を喰らう者

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アナグラに戻った後、ヒバリさんに『榊博士がラボに来るように言ってましたよ』と言われたので、やって来ましたラボラトリ。 と、なんだか先客が居た。 「あ、今日入ってきた新人さんですね?私、アネット・ケーニッヒって言います、宜しくお願いします」 「俺はフェデリコ・カルーゾ。俺達も新米だから、仲良くしような」 確か、朝に挨拶した時に第一部隊以外に新型2人が居ないってリンドウさん言ってたっけ~。 「狩崎レイです。2人とも新型なんですかー?」 「えぇ、ということはレイちゃんも?」 アネットさんの問いに頷くと、2人とも驚いていた。 「新型が四人か!リンドウさんも新型相当だし、やっぱりこの支部って凄いな」 4人……私とこの2人と、あとは誰なんだろう? 考えていると、ラボの奥の赤い扉が開き、榊支部長が現れた。 「おや、もう仲良くなったみたいだねぇ。実に結構」 「あのー、これって何の集まり何ですか?」 アネットさんもフェデ……えっと、フェなんとかさんも(ド忘れ)新米だって言ってたし……新人研修? 「あぁ、言ってなかったね。この集まりは、君達ゴッドイーターに、アラガミや神機の事をキチンと理解して貰うための講義、言わば勉強会だね」 どこにでも勉強することはあると言うことか~。 密かに勉強とかしなくていいと歓喜してたのになぁ~、残念……。
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