防衛班

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時間は昼2時過ぎと言うところ。 タツミさんが戻り、彼の奢りで私の発防衛任務祝いの昼食をアナグラの食堂で取っていた。 彼曰わく、『ゴッドイーターは喰うのが仕事!』との事で、第二部隊はよく揃って昼食を食べるらしい。 しかも大体はタツミさんの奢りで……タツミさんって色々凄いね。 「あら、あなた達も今昼食?」 「あ、ジーナさん達!」 そこにジーナさん達第三部隊も揃って登場! 「よー、お前らも今休憩か?」 「ええ、第一部隊は長引いてるみたいね」 「ま、あいつ等なら心配ねぇだろう。まぁ座れよ、俺が持つぜ」 「お!タツミさん太っ腹~!!」 タツミさんの大盤振る舞いに、シュンさん始め第三部隊メンバーも集まって座った。 「レイちゃん、今日は第二部隊と一緒だったのね。怪我はない?」 早速ジーナさんに任務の事を聞かれた。 私、みんなに心配されてるなぁ。 「あ、ハイ。相手も良かったし、皆さん強かったですしねー!」 「お前もなかなか上手くあの神機を扱っていたな。その華奢な体で大したものだ」 同じバスター組のブレンダンさんに誉められた!嬉しい! 「私、どんくさいなりに地道に鍛えたんですよ~」 この御時世だから、みんな何かしら鍛えてるモノなんだけれどね。 「おー、ところでよ~……」 談笑の座を抑えて、タツミさんが苦笑いを浮かべる。 視線の先に広がるのは、喋りながらもパクパク食べ続けたレイの食跡……。 (食い過ぎだろ……) 「む? なんですかぁ?」 食べ物に関しては遠慮しないレイが御馳走様をしたのは、一番最後だった……。 数時間後のタツミさん~。 「タツミさん、また単独任務ですか?珍しいですね」 「ヒバリちゃ~ん……今後の食費がヤベェの……」 しかし、次の日も昼食は奢っていたらしい。
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