変態目覚ましさん

20/39
前へ
/48ページ
次へ
「そうなのよー、ゴミ捨て場にいたんだけどねえ」 「やだー。今日じゃ回収してもらえないじゃないねえ」 「ほんとよねえ」 アハハウフフと世間話を始めた二人だけど、ミスターおかんさんはそうだわ!と手を叩き、104号室に戻って行ってしまった。 僕はミスターおかんさんの様子を見に行くか、このまま変態目覚ましさんを見ているかで少し悩む。 だけどミスターおかんさんはすぐに戻ってきた。 「ごめんなさいねえ、炊いたお米が少し残ってたからお握りにしてきたわー」
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

141人が本棚に入れています
本棚に追加