プロローグ

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結論から言うと、それが樹齢何百年と思われる木の精霊でして、どうやら生気を吸われていたみたいです。精を吐き出し生気は吸われ、衰弱死という残念な結果と相成りました。 美人なお姉さま精霊は、霊体になった僕を見てこう言いました。 「ごめんやり過ぎちゃった」 語尾にハートついてましたよ。 ぶっちゃけ気持ちいい夢いっぱい見れたし僕的には満足だったんですけど、精霊お姉さまは不憫過ぎるよね、と同化を勧めてくれました。 美人なお姉さまと同化。 一も二もなく飛び付いた僕です。
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