変態目覚ましさん

27/39
前へ
/48ページ
次へ
ノンブレスさんの話を雄叫びでかき消し、変態目覚ましさんは廊下を全力疾走して反対の階段から降りかけまた戻り、ようやく201号室に戻っていった。 「何よ話途中だってのに走り去るなんてやだいけない大学遅れちゃうとんだ災難だわ変態め犯されて開発されて淫乱になっちゃえやだそれ萌える」 軽い足取りで階段を降り、下で世間話に花を咲かせている二人に笑顔で挨拶をして出かけて行くノンブレスさん。 行ってらっしゃい。今夜も一緒にアニメかドラマ見ようねと、そっと呟き手を振っておいた。
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

141人が本棚に入れています
本棚に追加