変態目覚ましさん

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「自己最短記録でかっ飛ばすぜ!振り落とされんなよチンカス会長があああっ!」 二階からビシッと生徒会長さんを指差す変態目覚ましさん。 「わあったから早くしろって」 階段を駆け降り駐輪場にある生徒会長さんの自転車に乗り込んだ変態目覚ましさんに、僕は空中でクルクル回る。 ついて行こうか行くまいか。ねぐらから離れるとけっこう疲れるんだよな。数日眠ることになるけど、たまにはいっか。 僕は二人乗りでアパートを出ていく二人に、ついて行くことに決めた。女子高生見たい。
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