変態目覚ましさん

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浮き足立つ心が求めるまま、女子高生の横に立ち匂いを嗅いでみたり胸を触ってみたりスカートの中を覗いてみたり。 勿論触れないし匂いもあんまりわからないんだけどさ。けど、あーいいわあ。この太もも。この谷間がちょっと見えるビミョーなラインの開襟具合。 僕も生きていたら…いや無理。視線合ったら固まって何も喋れないしこんな近くになんかきっと行けない。 良かった僕幽霊で。 「おいこらチンカス!鍵食らいやがれ!」 うっとりうんこ座りでお尻を見ていた僕は、変態目覚ましさんの投げた鍵をキャッチする生徒会長さんに浮き上がった。
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