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見事なアッパーで変態目覚ましさんをぶっ飛ばしたインテリメガネさんは、振り上げた手を目の前に戻し腕時計へ視線を走らせた。
「………」
そして何事もなかったかのようにスタスタと出かけて行ってしまった。
インテリメガネさん行ってらっしゃい、と呟いておく。どうせ僕の声は誰にも聞こえないしね。
インテリメガネさんの姿が消えてから、今度は202号室の扉が開いた。
出てきたのは小さい女の子で、身長150あるのかなあ。耳より高い位置の両横で髪を結んでいて、毛先は肩につかない程度のツインテロリさんだ。
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